「人としての器」について考えたことはありますか?
身近な友人や家族の温かさに触れて「器が大きい」と実感したり、逆に相手が社会的な成功者でもどこか「器が小さい」と感じたりするような経験はありませんか?
あるいはリーダーの器の大きさによって、組織やチームメンバーの考え・行動が制限されたり活気づいたりすることを、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
「人としての器」は、一言では表しきれないほど深く、私たちの人生そのものに影響するくらいに広がりを持った考え方です。
しかし、「人としての器」の本質は曖昧で捉えづらく、これまでその価値は見過ごされがちでした。
そこで私たちは、「人としての器」にあらためてスポットライトを当て、これまでの研究を通じて、その構成要素や成長のプロセスを明らかにしてきました。
2023年5月からは毎月第2・第4金曜日の夜に、これまでの研究成果に基づく”いれものがたり”というワークショップを開催しています。
そして、今回は”いれものがたり”の特別版! 私たちがぜひ話を聞いてみたいゲストを迎えて開催します。
第1回のゲストは、慶應義塾大学大学院教授の前野隆司さん。そもそも私たちの「人としての器」研究は、ヒューマンラボ(前野研究室)から始まりました。
前野先生が考える「人としての器」の本質とは? 「人としての器」とウェルビーイングの関係性は? さらに、自らの器が成長したエピソードの共有を通じて、前野先生のパーソナルな一面も垣間見られるかもしれません。
本セッションを通じて、これからの社会で「人としての器」がなぜ重要なのか、そして一人ひとりに何ができるのか、自分なりの答えやきっかけをつかむ場になれば幸いです。ぜひご参加ください!
ゲスト紹介
前野隆司(Takashi Maeno)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
東京工業大学、同大学大学院修士課程を経て、キヤノン株式会社勤務。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て現職。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長を兼任。著書『ディストピア禍の新・幸福論』(プレジデント社、2022年)ほか多数。専門は、システムデザイン・マネジメント学、 幸福学、イノベーション教育など。
主催:「人としての器」研究チーム(羽生琢哉、高橋香、木暮知佐子)
『人としての器を磨き、個性と可能性を拓き続けることで、深く通じ合える社会へ』をミッションに、人としての器に関する研究・実践を通じて、円熟した社会への変容に取り組んでいます。
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