Career_Design_Program

自分らしい器づくり――キャリアデザイン研修

自身のこれまでのキャリアを振り返り、
自分らしい器づくりに向けて一歩を踏み出す機会

急速な環境変化とともに、先行きが不透明な現代社会においては、自律的にキャリアをデザインしていくことが求められます。

こうした問題意識から、自身のこれまでのキャリアを振り返り、将来を構想するキャリアデザイン研修のニーズが高まっています。

しかし、一般的なキャリアデザイン研修では、企画側の人事担当者と参加者との間で、大きなすれ違いが起きている様子を目にします。

参加者は受け身的に研修に参加し、将来への不安や焦りから、キャリアデザインを表面的なスキルやテクニックに還元して捉えてしまいがちです。

それにより、自分自身のあり方とじっくりと向き合わないまま、組織の枠にはまったキャリアをデザインして、資格取得やスキル獲得などの目標を立てて終わるケースがよくあります。

結果、ガス抜き研修と呼ばれるなど、一時的に気持ちが高揚することはあっても、職場に戻ると、いつもの日常に呑み込まれていくことになります。

それゆえ、企画側の人事担当者にとっても、キャリアデザイン研修の効果が見えず、本当に取り組む意味があるのだろうかと疑問が拭えない状況に陥ってはいないでしょうか?


本研修プログラム概要

本研修では、参加者が自身の「人としての器」を捉えることで、「今後どのように人としての器を磨くか・大きくするか」を考え、組織の枠にとらわれない自分らしい「器」を育むことを目指します。

これまでの研究を通じてわかった「人としての器」理論をベースに、器というメタファーを用いながら、自己のバイアスや固定観念を見つめ直すことに特徴があります。

グループワークによる他者との対話を通じて、多様な器のあり方に触れることで新たな視点を得て、自分らしい器づくり(キャリアデザイン)の道筋を描いていきます。

【自分らしい器づくり―キャリアデザイン研修】

・所要日時:半日~1日
・適正人数:20名程度
・対象層:全社員(社会人経験3年以上)
・内容:1. 自分らしい器を描く/2. 器理論の紹介/3. 器語り(いれものがたり)/4. 成長エピソード分析/5. 現状の器の認識/6. 理想の器を描く

上記のほか、研修実施後のフォローアップ研修や面談も承ります。
各社のご状況やスケジュール、ご予算等のニーズを踏まえた進め方を提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談くださいますと幸いです。


本研修プログラムの独自性

本研修は、従来のキャリア研修とは異なるアプローチで自らのキャリアをデザインします。
その独自性は、以下の点にあります。

  • 「器」の理論とメタファーを活用:「器」に関する理論とメタファーを用いることで、表面的なスキルではなく、より深層的な「人としての在り方」を問いかけながら、自己のキャリアを内省的に考えていきます。
  • 他者との対話による囚われの解放:他者との対話を通じて多様な価値観に触れ、他者の視点から自分を見つめ直すことで、自己理解を一段と深めていきます。一人ひとりの器の違いを見つめる中で、自己のバイアスに気づき、それを解放することで、自分らしいあり方を再発見するプロセスを重視します。
  • 変化し続ける「器」の概念:「器」は固定されたものではなく、経験や時間とともに変化するものです。過去を振り返りながら、自分らしい器のあり方の根幹に気づくとともに、今後の新たな器づくりに向けて、どのように困難に挑んでいくか、しなやかで主体的なキャリアデザインの意欲を高めていきます。


本研修プログラムの効果

本研修で想定される成果は以下のとおりです。

  • 自分自身の「人としての器」について考えを巡らし、自身の「人としての器」がどう形成されてきたかに関して棚下しをします。
  • 現状、自身の器のどの点が課題で、どこに変容に向けた兆しがあるのかを、多様な他者とともに考えます。
  • 器理論の4象限「感情」「他者への態度」「自我統合」「世界の認知」に照らし合わせ、今後どうありたいか、どう行動していきたいかを具体的に整理します。

実際、本研修に参加した皆様からは、以下のような声をいただいています。

「器」というメタファーを通じて、キャリアに対する固定観念が解き放たれ、柔軟な発想が得られました。

グループワークや他者からのフィードバックを通じて、自己肯定感が高まり、自分らしいキャリアを築く自信を得られました。

他者との意見交換を通じて、器は「こうあるべき」ではなく、その時々によって変わっても良いし、いろいろな側面・用途があって良いのだと気づきました。

研修の参加前は、尖ったスキルを身に着けたいと漠然と考えていましたが、研修を通して、自分はずっと他者貢献がしたかったのだと気づき、スキルを身につける前提としての軸(ありたい姿)に意識を向けることができました。


参加された皆様が既存の枠にとらわれず、自分にしかつくれない器をつくろうと覚悟を決める姿を目にして、私たちも感動を覚えることがあります。

貴社の課題認識を踏まえたうえで最適な進め方をご提案できればと思いますので、まずは、お気軽にお問合せいただければ幸いです。


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