Leadership_Training_Program

リーダーとしての器を磨く――リーダーシップ研修

リーダーとして求められる器を見つめ直し、
どのように器を変容させていくかに向き合う機会

現代の激しい環境変化の中、管理職にばかりしわ寄せが及び、管理職の皆さんが疲弊していないでしょうか。

チームメンバーは多様化し、コミュニケーションが希薄になる一方で、すれ違いや対立が生じやすい状況です。

また、意欲のない「静かな退職」と呼ばれる社員や、優秀でありながらも不満を抱え、いつ退職してもおかしくない社員をケアしつつ、自身もプレイヤーとして成果を上げることが求められる日々。

ルーティンワークに追われ、目の前の課題に取り組むだけで精一杯になっていないでしょうか。

そうした現状を打破するために、リーダーシップのさらなる向上を求められ、リーダーシップ研修へのニーズが高まっています。

しかし、一般的なリーダーシップ研修での学びは、手っ取り早くメンバーを動かすためのテクニックやスキルに偏りがちなことも事実です。

それにより解決策を得た気持ちになり、一時的に意識は高まるものの、それをいざ実際の業務で試してみると、その手法が思うようにメンバーに響かず、空回りしてしまうことも少なくありません。

本当に重要なのは、自分自身のリーダーとしてのあり方に深く向き合うことではないでしょうか。

手っ取り早い成果を求め、スキルセットに重きを置いてしまうことで、リーダーシップの本質を見失ってしまうケースが、たびたび見られるように思います。


本研修プログラム概要

「組織はリーダーの器以上に大きくならない」という言葉があるように、「器」は日本の文脈に根差したリーダーシップ観であり、海外から輸入された流行りのリーダーシップ論では語り切れないほどの深さがあります。

本研修では、「人としての器」という観点を踏まえて、参加者が自身のリーダーシップスタイルを見つめ直し、リーダーとしての内省を深め、自分らしいリーダー像を再定義することを目指します。

これまでの研究を通じてわかった「人としての器」理論をベースに、器というメタファーを用いながら、自己のバイアスや固定観念を見つめ直すことに特徴があります。

グループワークによる他者との対話を通じて、多様なリーダーのあり方に触れることで新たな視点を得て、リーダーとしての器づくりの道筋を描いていきます。

【リーダーとしての器を磨く――リーダーシップ研修】

・所要日時:半日~1日
・適正人数:20名程度
・対象層:管理職
・内容:1. 自分らしい器を描く/2. 器理論の紹介/3. 器語り(いれものがたり)/4. 成長エピソード分析/5. 現状の器の認識/6. リーダーとしての器を磨く

上記のほか、研修実施後のフォローアップ研修や面談も承ります。
各社のご状況やスケジュール、ご予算等のニーズを踏まえた進め方を提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談くださいますと幸いです。


本研修プログラムの独自性

本研修は、従来のリーダーシップ研修とは異なるアプローチである「器」を起点として、自分自身と向き合いながらリーダーシップを磨いていきます。
その独自性は、以下の点にあります。

  • 「器」の理論とメタファーを活用:「器」に関する理論とメタファーを用いることで、表面的なスキルではなく、より深層的な「人としての在り方」を問いかけながら、自分らしいリーダー像を内省的に考えていきます。
  • 他者との対話による囚われの解放:他者との対話を通じて多様な価値観に触れ、他者の視点から自分を見つめ直すことで、自己理解を一段と深めていきます。一人ひとりの器の違いを見つめる中で、自己のバイアスに気づき、それを解放することで、自分らしいリーダーシップのあり方を再発見するプロセスを重視します。
  • 変化し続ける「器」の概念:「器」は固定されたものではなく、経験や時間とともに変化するものです。過去を振り返りながら、自分らしい器のあり方の根幹に気づくとともに、今後に向けて、どのように困難に挑んでいくか、どのように周囲と関わっていくか、リーダーとしての器をつくる意欲を高めていきます。


本研修プログラムの効果

本研修で想定される成果は以下のとおりです。

  • 自分自身の「人としての器」について考えを巡らし、自身のリーダーとしての器がどう形成されてきたかに関して棚下しをします。
  • 現状、自身の器のどの点が課題で、どこに変容に向けた兆しがあるのかを、多様な他者とともに考えます。
  • 器理論の4象限「感情」「他者への態度」「自我統合」「世界の認知」に照らし合わせ、リーダーとして、今後どうありたいか、どう行動していきたいかを具体的に整理します。

本研修に参加した皆様からは、以下のような声をいただいています。

「器」というメタファーを通じて、リーダーシップの本質を問い直し、自分らしいリーダーシップスタイルを見つけることができました。

グループワークや他者からのフィードバックを通じて、自己のバイアスに気づき、自分らしい器をつくっていくことへの自信を得られました。

他者との意見交換を通じて、良い面も悪い面も、ありのままの自分を受け入れて、自分らしいリーダーシップのあり方をつくっていくことが重要と気づきました。

この研修に参加する前まで、自己成長や成果に対して焦っていましたが、本研修を通じて「一人ひとりの器は違うのだから比較しなくてもよい。自分の器も着実に経験を積み重ねて磨かれている」ということに気づきした。今後、メンバーと接する場面でも、器の話をして相手の悩みに寄り添いたいと思いました。


参加された皆様が、自分の器を深く見つめ直し、リーダーとして器を広げながら周囲に関わっていこうと心に決める姿を目にして、私たちも感動を覚えることがあります。

貴社の課題認識を踏まえたうえで最適な進め方をご提案できればと思いますので、まずは、お気軽にお問合せいただければ幸いです。


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