実践的探究の始まり

こんにちは、「人としての器」研究チームの羽生琢哉です。

「人としての器」の研究は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司研究室(ヒューマンシステムデザインラボ)において始まりました。

器という曖昧でつかみどころのない概念について、これまで文献調査やアンケート調査を通じて、少しずつその輪郭を浮き彫りにしてきました。
そして、「人としての器」という概念の基盤ができたタイミングで、いよいよ社会実装に向けた取り組みを開始することにしました。

私たちが関心を持っているのは、形のある技術や知識ではなく、簡単には把握できない人間性や個性といったものです。そうした目に見えない構造にある器こそが、豊かな技術や知識を下支えするとともに、継続的な成長や深い人間関係の基盤になると考えています。

「人としての器」を磨くことは、自己と社会の変容に向けた終わりのない道のりです。そのプロセスでは、異なる考えや背景を持つ多様な人々が協力し合い、相互に学び合えることが大切です。

私たちは取り組みを通じて、「人としての器」に関するさまざまなトピックや実践的なヒントを提供していきます。
ただし、この険しい探究の道を私たちだけの力で進むことは不可能です。共に歩む仲間として、お互いに学び、助け合いながら成長するために、皆さんからのご協力とご参加をいただけますと幸いです。

皆さまと一緒に「人としての器」を究める道を歩んでいけることを楽しみにしています。これから、どうぞよろしくお願いいたします。

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